318:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/04(木) 21:37:56.73 ID:jKKfMeypO
果南「……ようやく、わかったよ。鞠莉の言いたかったこと」
鞠莉「……果南?」
果南「……[証拠]という、誰もが納得出来るものがない以上。私達は、一人一人の記憶=A一人一人の言葉を信じた上で納得できるものを選ぶ」
果南「だから、最初に鞠莉は言ったんだね。[証拠]がないってことは、どんな可能性だって考えられるし、それに対してどんな反論だって出来てしまう」
鞠莉「……ええ。言い換えれば、どこまでを信じ、どこまでを否定すべきか、ちゃんと考えなきゃいけないの」
花丸「……つまり、こういうことずらか」
花丸「心の中の記憶や考え≠ヘあくまで、個人の主観的なもの。その人にとっては絶対の真実かもしれないけど、それを皆が認められるかってなると別の話になる」
花丸「皆が真実だと認められるのは、[記録]になり得るもの……客観的な、[証拠]だけ。……でも、ここではそれがない……」
鞠莉「……そうよ。流石、花丸ね」
花丸「……ここで褒めてもらっても。嬉しく、ないずら……」
629Res/559.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20