256:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/04(木) 20:13:38.00 ID:jKKfMeypO
千歌「美渡ねぇが違和感を持ったことがないってことは、結局、その《キズ》は《文字》なんかじゃなかったってことでしょ?」
千歌「もし、元から《文字》みたいな形だったとしたら流石に気付くはずだし。ってことは、本当に偶然、そんな形に見える《キズ》が付いてたってことの証明になるよね?」
梨子「……うぐっ!(は、反論できない……!)」
千歌「きっと美渡ねぇに『これ文字に見えない?』って聞いても『あぁ、そんな風にも見えるっちゃ見えるな』って返されておしまいだと思うよ」
梨子「……(た、確かに。さっきは強引な理屈だって反論したけど言われてみれば美渡さんなら言いそうだ……!)」
千歌「……今、美渡ねぇなら確かに言いそうだって思ったでしょ」
梨子「ど、ど、どうしてわかったの千歌ちゃん!」
千歌「いや、そんな顔してたから……」
梨子「そ、そう。千歌ちゃんには私のこと、全てお見通しって訳ね……」
千歌「……誰だってわかると思うけどね。梨子ちゃん顔に出やすいから」
梨子「・・・・・・ぬぅぅ!(ポーカーフェイスにはそれなりに自信があったのに……!)」
629Res/559.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20