136:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 21:17:19.22 ID:yi/lREP/O
梨子(……その後。結局、曜ちゃんだけが、千歌ちゃんの少ない言葉から衣装を完成させて。……それに合わせる、歌詞と曲は出来上がらなかった)
梨子(……私と千歌ちゃんの二人で。創作合宿の続きをすることが決まったところで、就寝の時間になってしまった)
梨子(……寝る前。……私は、今日ここに来た時の。しいたけちゃんと、触れ合えたことを思い出していた)
しいたけ『わふん?』
梨子『よしよし、しいたけちゃん。……ふふっ。私も、もうしいたけちゃんから逃げたりしないからねっ』
しいたけ『……わふぅ』
梨子『……ぁ』
梨子『(やっぱり、しいたけちゃんの首輪のアクセサリー。……結構、古びちゃってるな)』
梨子『……思い出のモノだとは思うけど。……もし、私が新しいものをプレゼントしたら、喜んでくれる?』
しいたけ『……わん!』
梨子『ふふっ!……ありがと、しいたけちゃん!』
しいたけ『……わぅん!』
梨子『ありがとね!……ルビィちゃんに、文字の構成決まったよって、話さなくちゃ……』
曜『お〜い、梨子ちゃん。……どうしたの?……あっ。梨子ちゃん、しいたけといつの間にかなかよくなれたんだね?』
梨子『……えっ。あっ、曜ちゃん!……うん、ちょっと、色々あって……』
梨子『……いぬ、好きになれたかも……』
曜『・・・・・・ホント!?うわぁ〜千歌ちゃん喜ぶよ!』
曜『……モチロン私も!梨子ちゃん、しいたけ好きになれてよかったよ!!』
梨子『……うん、私もよかった!』
梨子(……そんなやり取りをしたことを、思い浮かべつつ。……私は布団に入った)
梨子(……明日は。私と千歌ちゃん二人でまた合宿の続きか……)
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