106:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:09:05.08 ID:yi/lREP/O
梨子(……むっちゃんたちの不思議な話を聞いた後。……私たちは、いつも通り練習をした)
梨子(前日、無理がたたって、疲れが出ちゃったルビィちゃんも、ちゃんと回復して、練習に参加して)
107:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:09:54.09 ID:yi/lREP/O
善子「……そ、そういえばルビィ。……アレ、ちゃんと読んだ?」
ルビィ「え?……あ、アレ?読んだよ。面白かった!」
108:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:10:26.09 ID:yi/lREP/O
梨子(……善子ちゃん。ルビィちゃんに気遣いさせないように、無理したんだろうな……)
梨子(そのお陰で、私たちの場も明るくなって。……ルビィちゃんの強張った笑顔も、自然な、ルビィちゃんの可愛い笑顔になっていた)
109:名無しNIPPER
2019/07/02(火) 20:14:03.79 ID:yi/lREP/O
善子「な。なに?……急に……」
ルビィ「善子ちゃん、イイ声してるから。……小さい声でも、響いちゃうんだよ?」
110:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:19:17.00 ID:yi/lREP/O
ルビィ「善子ちゃん。皆と、一緒にいたいんだね?」
善子「……ぅく」
梨子「……かわいいとこ、あるじゃない。……ヨハネちゃん?」
111:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:19:58.66 ID:yi/lREP/O
ルビィ「……しいたけ?」
善子「……きのこ?なす?」
梨子「違うわよ!……千歌ちゃんちにいる、あの、しいたけちゃんのこと!!」
112:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:20:45.02 ID:yi/lREP/O
梨子「……と、とにかく。……あんまりにも、あんまりな対応というか……。勝手に避けちゃってただけだなって思って、せっかくだから仲直りというか、仲良くなりたいなって思って……」
ルビィ「……プレゼント、したいってこと?」
113:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:27:15.47 ID:yi/lREP/O
ルビィ「それで、何をプレゼントするつもりなの?」
梨子「……実は、あまりちゃんと決めてなくて。……どうしよっかって悩んでたんだけど……」
善子「……まあ、食べ物なんかは楽だと思うけど、勝手にあげるのはご法度だしね」
114:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:28:19.13 ID:yi/lREP/O
善子「……いっそのこと、自分で作っちゃうってのは?」
梨子「え……?」
ルビィ「それいいかも!自分で作っちゃえば、デザインだって自分の通りに作れるし、何より梨子ちゃんの気持ちが伝わるよ!」
115:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:33:11.46 ID:yi/lREP/O
「・・・・・・何か悩んでる?」
116:名無しNIPPER[sage saga]
2019/07/02(火) 20:34:14.49 ID:yi/lREP/O
梨子(……土曜日の昼下がり。雨でもないのに、珍しく、皆の予定が重なって練習がお休みになった、ある日)
梨子(地区大会を突破したばかりだということもあって、たまには何も考えず休憩しようってなって……)
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