紬「エスパー少女は17歳」
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4:名無しNIPPER[saga]
2019/07/01(月) 21:42:28.80 ID:lCVrPTby0

「ねぇ梓ちゃん。わたしも一緒に入っていい?」とムギセンパイは訊いた。

 断る理由もないので頷くと、センパイはうれしそうに、

「ラーメン屋さんに入るの、夢だったの」と微笑んだ。

 たしかにムギセンパイがラーメンを食べている姿はあまり想像できない。

 お店に入り、こってりラーメンと半チャーハンを注文する。ムギセンパイも私と同じものを頼んだ。
 私が紅しょうがをたくさん乗せると、センパイも真似をする。ふたりでもくもくとラーメンを食べた。


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