男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」 3スレ目
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678: ◆YySYGxxFkU[saga]
2020/02/16(日) 23:55:27.41 ID:wmBtSKTz0



女「とりあえず大きなものが『独裁都市に潜入して攻撃しろ』って命令だとして」

女「『怪しまれないように命令を無視したという演技をしろ』『独裁都市の重要拠点を探れ』『信じさせるために指定した情報は開示しろ』『都合の悪い情報は開示するな。ただし疑われそうな場合は臨機応変に』って感じで」

女「後は『裏切るようなことは禁止する』とか『余計なことを話すな』とか……まあそういう命令は元々かけているだろうけど」



女(まだまだ細かいことを考えればキリが無さそうだ)



女友「まるで命令のデパートですね」

女「そうでもしないと女友は本当に命令無視するでしょ」

女友「ですから本当に命令無視を……」



女「そういえば女友が言っていた理由だけど……命令されたのが自分だと認識しなければ無視できる……だったっけ?」

女「そんな初歩的なことに男君が気づかないとは思えないけど」



女友「……うっかりしていたんでしょう」



女「あ、それに女友さ、一般人を巻き込んだかって嘘をチャラ男君が言及するまで口にしなかったでしょ」

女「あれも本当は開示する情報じゃなかったんでしょ?」



女友「……順序ってものがあるでしょう。話題にならなくても、あの後話するつもりでしたよ」

女「本当に?」



女友「………………」

女「………………」



女(無言で視線と視線がぶつかり合う)

女(やがて根負けしたように女友は視線を外すとポツリと呟く)




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