男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」 3スレ目
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660: ◆YySYGxxFkU[saga]
2020/02/11(火) 02:35:48.02 ID:J9Cxm/0x0



気弱「王国に内乱を起こして、罪の無い一般人もたくさん巻き込んで」

気弱「そして支配が完了したら周辺地域にも宣戦布告紛いで混乱を招き、さらには魔神を呼び出そうとしている……」

気弱「男さんはそんな悪逆的な振る舞いをするような人では無いと思ってたんですが……僕が何も分かっていなかったって事でしょうか?」





チャラ男「……ん、今気弱何て言ったんか?」

気弱「えっと、男さんはそんな悪虐的な……」

チャラ男「違う違う、その前や。一般人もたくさん巻き込んだとか、どうとか」

気弱「言いましたけど……それの何が問題なんですか?」



チャラ男「いや、俺の知ってる情報と齟齬があったからな」

チャラ男「『組織』の情報網によると、王国で本格的な内乱が起こる前日、不自然に人の流れが誘導されていて、戦闘に巻き込まれた一般人はほとんどいなかったって話や」



気弱「え、ですが内乱の時ちょうど王国にいた秘書さんが言うには、多くの民が巻き込まれたって……」

チャラ男「どういうことや……? あ、言っておくけど、俺が嘘吐いてるわけやないからな」

チャラ男「というかこれくらい王国内の情報を確認すれば分かることやないか」

気弱「王国の警戒が強くて、独裁都市には全く情報が入ってないんです」

気弱「さっきの情報も秘書さんがたまたま……いえ、おそらく男さんの命令で探りに来たときにした話なので」

チャラ男「へえ、遅れとるなー。まあそういう諜報活動の類は『組織』の方が得意か」



女(何気ない会話から判明した帰還派と駐留派が掴んでいる情報の違い)




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