男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」 3スレ目
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615: ◆YySYGxxFkU[saga]
2020/01/28(火) 23:38:02.00 ID:jCB9TWls0

 時を少し遡る。

 魔族と傭兵が宝玉を使用したその少し前の頃。

 独裁都市の神殿の一室にて。



女「はぁ……」

姉御「そんなことしていると幸せが逃げちまうよ」

女「あ、姉御」



女(私は訪れた姉御に声をかけられた)



姉御「それにしても何だい? 随分と腑抜けている様子だねえ」

女「そんなこと無いって。今すぐにでも魔王城に突撃して、男君のところに向かいたいくらいだから……でも準備が終わるまで駄目なんでしょ?」



姉御「会議でも言われただろ。竜闘士といえど一人で王国を相手出来るはずがないって」

姉御「準備も順調なんだから、少しくらい待っておけって」

女「分かってるからこそ、こうしてすること無いなーって暇してため息を吐いているんでしょ」



女(はぁ、ともう一回ため息を吐く)




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