男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」 3スレ目
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289: ◆YySYGxxFkU[saga]
2019/09/25(水) 00:25:25.75 ID:grGVkp1N0



女友「――!」



女友(私のセンサーにビビッと来るものがありました)

女友(女と男さんは魅了スキルにまつわる嘘で対立していたはずです)

女友(それなのに男さんから女のことを探して……いてもたってもいられない様子……個人的な用事……これはもしかして……もしかすると……!)





女友「女はたぶんそろそろここに戻ってくると思います」

男「そうか。なら待っていた方が」

女友「いえ、男さん。察するに女と大事な話をするつもりではありませんか」

男「……本当鋭いな、女友は」



女友(図星だったのか苦笑する男さん)



女友「だったらこの場所はマズいでしょう。女子寮の部屋はあまり防音も良くないですし、話を他の人に聞かれるかも知れません」

男「いや、でもそんな聞き耳立てるような人いるわけ」



女友「ですから人が来ない場所に……そうです、校舎の屋上に場所を移しましょう! ええ、そちらの方がムードがあります!」

男「あー確かに人は来なさそうだが……ムード?」



女友「とにかく男さんは先に行ってください! 女が帰ってきたらそちらに向かうように伝えておきますから!!」

男「え、あ、いや……まあ、はい。じゃあ頼んだ」



女友(男さんは釈然としないながらも私に伝言を託して部屋を去ります)




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