男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」 3スレ目
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117: ◆YySYGxxFkU[saga]
2019/07/15(月) 13:09:53.93 ID:FO9SZp+C0



姫「分かりました! ではまた男さんが会いに来る日をお待ちしています!」

姫「もちろんそのときになって独裁都市に住みたい、私と一緒になりたいと心が変わったとしても、私は全然オーケーですからね!」



女「またそんなことを言って……うふふっ、知ってる? しつこい女は嫌われるのよ?」

姫「知ってますよぉ、嫉妬深い女が嫌われるってことくらい」



女(ぶちっ、と頭の中で何かがちぎれ飛ぶ音を幻聴した)



女「……ねえ、男君。ちょっとの間席を外していてくれない?」

姫「奇遇ですね、私も頼もうと思っていました」



女(醜い言い争いになることを予想した私は、それを見られないように男君に提案する。姫様も同じようだ)



男「お、おう……それくらいいいけど。あまり熱くなるなよ。女友はもしものときのブレーキ役頼む」

女友「頼まれました。その間男さんはどちらに?」

男「ちょうどいいから独房区画に行ってくる。出発前には戻ってくるつもりだから」

女友「なるほど、分かりました」



女(男君が執務室を出て行く)

女(バタン、とその扉の閉まる音が開戦のゴングだ)




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