【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語Part3
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53:名無しNIPPER[saga]
2019/07/08(月) 00:07:34.37 ID:NYFdXzHZ0
「ふぅ…。やっと仕事から解放されたわ」

壁に寄り添い、濃厚なチョコレートドリンクを口にするクロエ。隈の濃さは度を超しており、今にも倒れそうだ。

「…ったく。あんたのためにやったっていうのに、当の本人がいないと台無しじゃない」

クロエは愚痴を零しながら、糖分を補給する。疲れ切った脳に栄養が染み渡る。

「…あら?子供の声?」

どこからか聞こえる、子供の動揺する声。心配に思ったクロエは、聞こえてきた方向に向けて歩き出す。

程なくして、音源の子供に出会う。宇宙服を着ているということは、輸送船の人員のようだ。

「どうしたの?ここは関係者以外立ち入り禁止よ」

「ご、ごめんなさい…。ボク、トイレに行きたくて…」

「でも、ここ広くって。俺たち迷っちゃったんだよ」

「あぁ。それなら、あそこを曲がってずーっと真っすぐ行って、上に向かえばあるわよ」

「私が案内するわ。ついてきて」

「「ありがとう!」」

子供たちを先導するクロエ。二人は喜びを隠さないまま後を追う。


01〜50:さらばメカニック!クロエ宵闇に死す!
51〜99:さすがにスイセイ産まれは格が違った。
00:築かれるは狂信者の骸。

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