【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語Part3
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166:名無しNIPPER[saga]
2019/08/06(火) 23:34:12.95 ID:YlNm0AVf0
「うわぁぁぁん!苛められたよぉぉぉぉぉ!!!」

「…雑魚じゃあないじゃん!普通に強いじゃん!」

「いや、俺自身驚いてます。全然手応えが無かったんですよ…弱いわけじゃあなかったのに」

なんだかんだで修羅場を潜り抜けているからなのか、容易くあしらうことが出来た。

嘗ての、初めてバルキリアに乗った時の自分よりも、格段に強かったのだが。

「えっと…。あまりアウェイカーとか言わない方が良いですよ?」

「人攫いにやられる可能性がありますし」

「はい…」

「…ボク、本当に軍人だったからね?『グレナン』の憲兵してたんだよ?」

「…良く生きていますね」

「あの時は、避難誘導をしてたから。戦闘班は全員殺されたよ」

「嫌だよね、こんな世界。一回壊れちゃえば、マトモになってくれるかな?」

悲しげに笑う彼女に、何も言うことは出来なかった。


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