【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語Part3
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157:名無しNIPPER[saga]
2019/08/06(火) 22:02:50.30 ID:/XFHnI8u0
「にーさんありがとー!声を掛けたら来てくれて、ホンマ助かるわぁ」

「リヒト、あんたまた女誑かしてるの?」

「俺をそんなパリピみたいに言うなよ。仕事繋がりだから」

駐留しているハーバーグラム級の中で、人々が交流する。

バルキリア、エクストリーム、ストライクヴァンキッシュを積み込み、白い艦は月を発つ。

他に搭載されているのは、干将が二機と指揮官用のヴェンデッタMARK-2、俗称ヴェンデッタコマンドが一機。

ヴェンデッタ自体が傑作機として有名だからか、そのバリエーションも豊富で、性能も保証されている。

だからなのか、正規軍、PMC、反政府勢力や宙賊と、あらゆる勢力で利用されている。些か多い気がするが。

干将はそれぞれ違った装備をしており、一方は『シールドショット』と『スプレーミサイルポッド』を装備。

もう一方は『二連装ビーム・ガトリング』と『ビーム・ザンバー』、それに既存の装備を組み合わせている。

コマンドは装備面に変化は見られない。チューニングだけを施しているのだろうか。

「で、ちゃんと給金貰えるんですよね?」

「当たり前や。金のやり取りには、ウチは厳しいんでな」

「今回使う艦は、店と売り物を担保にしたんやけど」

「あらら。じゃあ、今回の仕事で失敗したら一文無しですね」

「そうならんでほしいんやけどなぁ…」

遠い目をしたチェントは、バルキリアを眺めていた。


土星到着まで残り 600

↓2 自由安価。


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