【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語Part3
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130:名無しNIPPER[saga]
2019/07/15(月) 00:21:48.53 ID:AvHoSOaq0
「ボァブさん、入っていいですか?」

コンコン。

軽いノックをし、返事を待つ。程なくして返事が来たので、リヒトは中に入る。

「大丈夫…そうですね。すげぇマッチョ」

「見てくれだけだよ。俺は、そんな腕っぷしは強くないんだ」

「…正直言って、喧嘩とか殴ったりってのは苦手だし嫌いなんだよ。俺が痛い目を見て済むなら、そうする程度にはな」

「だから、俺にとっては良かったことかもしれねえ。こうやって怪我したから、リーネも守れた。子供たちを傷付けないで済んだ…」

「…彼らは全員死にましたよ。俺が殺した」

「言わなくていいさ…。重荷を背負わせちまったな…すまん」

「謝ることはないですよ」

ボァブから視線を逸らすリヒト。逸らした先には、フルーツバスケットや花束があった。

レオらも見舞いに来てるらしいが、こういった洒落た物を差し入れる印象は薄い。失礼だが、正直な感想だ。

いったい、誰が。そんな疑問が浮かんだ。


↓3までにボァブと何をするか。または、何を話すか。


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