28: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2019/06/23(日) 01:49:53.78 ID:+nuVNca90
Aエリカ「きっと、これはもう性根の違いなのだと思う。私と『私達』との。きっと私は……どんな時でも悩んで悔やんで、怖がるのだと思う」
Aエリカ「引きずっているものはたくさんある。不安なんていくら数えてもキリがない。悩みの種はきっと尽きないのでしょうね。だけど、だからこそ、絶対に諦めたくないものがあるわ」
Aエリカ「私は……私も、優勝したい。来年なんて未来の話じゃなく冬季大会で。それだけは……譲れない。それだけは……決めた事なの」
Aエリカ「私は逃げたくない。そのつもりもない。私は隊長として黒森峰を王者として知らしめたい。どんなに怖くても。どんなに辛くても。私は……黒森峰が好きだから」
Cエリカ「……」
Nエリカ「……」
Aエリカ「……これで、全部よ」
Nエリカ「……ええ。とっても良かったわ。あなたの想い、痛いほど伝わった」
Cエリカ「言ってる事は情けないけどね」
Nエリカ「もう……でも、これで全員話し終わったわね。これ次は――――」
Aエリカ「っ!?」
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