24: ◆eltIyP8eDQ[saga]
2019/06/23(日) 01:37:58.95 ID:+nuVNca90
Aエリカ「あの人が一言『あなたなら出来る』って言ってくれたのなら。それを信じて戦えるのに……」
Cエリカ「……」
Aエリカ「……はい、ここまで。私の愚痴なんて聞くのも話すのも楽しくないわ。どうせ、答えなんて、人に聞いてわかるものじゃ無いんだから。たとえ、まほさんであっても」
Nエリカ「……そうね。きっとアドバイスすら、他人に求める物じゃないのかもしれないわ」
Aエリカ「……」
Nエリカ「でも、悩んでる事を、言いたい事を誰かに言うのは大事だと思う。たとえ答えが返ってこなくても、自分の思いを伝える事は決して無意味じゃないはず。
少なくとも私は、ちゃんと伝えたい事を伝えて良かったと思ってるわ」
Cエリカ「私は嫌だけどね。そんなの、弱い奴のすることよ」
Nエリカ「あなただってわかってるでしょ?同じ『私』なんだから」
Cエリカ「……」
Nエリカ「だから……相談するって事を考えてみましょう?まほさんじゃない別の誰かにも」
Aエリカ「……ええ。ちょっと考えてみるわ」
Nエリカ「それで良いのよ。今はね」
Aエリカ「……不思議ね。いつもならそんな提案無視するのに。あなたが『私』だからかしら」
Nエリカ「ふふっ、そうかもね」
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