【アイマス】滄の惨劇-SS速報VIP

【アイマス】滄の惨劇

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2: ◆e85MZF7Uug[sage saga]
2019/06/20(木) 22:35:50.03 ID:znqXyXnV0
「ええ！？　本当ですか！？」

春香が身を乗り出した。

「ああ、リフレッシュも兼ねて、ということらしい。みんな、このところ忙しかったからな。

以下略 AAS

3: ◆e85MZF7Uug[sage saga]
2019/06/20(木) 22:38:25.13 ID:znqXyXnV0
「それってつまり旅行ってことですか？　前に行ったみたいに――」

「そういうことになるかな。まあ、社長は合宿の意味合いもあるって言ってたけど」

「強化合宿ですか！？　うーん！　燃えてきましたっ！　ボク、参加します！」

以下略 AAS

4: ◆e85MZF7Uug[sage saga]
2019/06/20(木) 22:39:04.95 ID:znqXyXnV0
　南の島で一服してはどうか、と持ちかけたのは高木だった。

アイドルたちもそこそこ売れてくると、プライベートを過ごすにあたっても気が抜けない。

そこで彼は合宿と称して、彼女たちが羽を伸ばせる場所を用意したいと言い出した。

以下略 AAS

5: ◆e85MZF7Uug[sage saga]
2019/06/20(木) 22:39:47.75 ID:znqXyXnV0
「――と、いうことなんだ」

大雑把な説明に律子は小さく息を吐いた。

「なんというか、社長らしいですね……」

以下略 AAS

6: ◆e85MZF7Uug[sage saga]
2019/06/20(木) 22:48:37.49 ID:znqXyXnV0
――　１日目　――

　９時０７分。

以下略 AAS

7: ◆e85MZF7Uug[sage saga]
2019/06/20(木) 22:50:17.93 ID:znqXyXnV0
真が腰に手を当てて抗議した。

「この前は響が途中で魚捕りしてたから無効だよ。というか先にゴールしたのはボクだったし」

「真は分かってないな。泳いでる魚を素手で捕まえるのがどれだけ難しいか知らないでしょ？」

以下略 AAS

8: ◆e85MZF7Uug[sage saga]
2019/06/20(木) 22:52:35.61 ID:znqXyXnV0
「いえ、いいですよ、サインくらいお安いご用です。送迎をお願いしているんですから……」

「本当かい？　いやあ、悪いねえ……これで顔向けできますわ。俺がアイドルを乗っけたって知ったらあいつ、

きっと拗ねちまいやがるに決まってるんで。いただけるんなら一生の家宝にしますわ」

以下略 AAS

9: ◆e85MZF7Uug[sage saga]
2019/06/20(木) 22:53:32.61 ID:znqXyXnV0
「よっし！　あと１０分もすりゃ着くからな。お嬢ちゃんたち、もうちっと辛抱してくんな」

岩倉は波の動きに合わせて船体を傾け、揺れの小さくなるように船を走らせた。

次第に近く、大きくなってくる輪郭は絵に描いたような南の島――というワケではなかった。

以下略 AAS

10: ◆e85MZF7Uug[sage saga]
2019/06/20(木) 22:54:36.74 ID:znqXyXnV0
「不審者がいるらしいって噂されるちょっと前だったかな。野良犬や野良猫の死骸があちこちで見つかるようになったんだ。

それがどうも病気や寿命じゃないらしいんで。ひどい殺され方だったもんで俺も弔ったんですわ」

「こ、殺され……？」

以下略 AAS

11: ◆e85MZF7Uug[sage saga]
2019/06/20(木) 22:55:48.89 ID:znqXyXnV0
「おうよ！　こっちこそありがとな！」

ガッツポーズを見せる岩倉にプロデューサーが思い出したように、

「そうだ、響！　ちょっとこっちに来てくれ！」

以下略 AAS

12: ◆e85MZF7Uug[sage saga]
2019/06/20(木) 22:57:00.35 ID:znqXyXnV0
「こっちは山籠もりでもするつもりかしら？」

ゆうに３０キログラムは超えているであろう登山用リュックサックが４つ。

真と響がふたつずつ持ち込んだものだ。

以下略 AAS

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