9: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 01:13:08.02 ID:MwWLOLhm0
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10: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 01:13:59.17 ID:MwWLOLhm0
と、その時急に。
「ん?」
11: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 01:14:51.91 ID:MwWLOLhm0
「兄ちゃん、この部屋の人?」
「兄ちゃんて……まぁ、そうだな」
12: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 01:15:18.63 ID:MwWLOLhm0
暇だったから、兄ちゃんとだらだらとお喋りしてた。
兄ちゃんは大学四年生で、今は就活中だということとか。
13: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 01:15:45.43 ID:MwWLOLhm0
「あ、そろそろ戻らなきゃ」
手摺りによじ登ろうと手をかける。
14: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 01:16:13.39 ID:MwWLOLhm0
「そんじゃまた明日来るねー」
「また来るんですか!?」
15: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 01:16:41.37 ID:MwWLOLhm0
次の日。
昨日みたいに、ベランダの手摺りを伝って兄ちゃんの部屋に行く。
16: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 01:17:07.62 ID:MwWLOLhm0
音をたてないように、静かに窓を開けて侵入する。
「ククク……兄ちゃん、気付いていないようだな……」
17: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 01:17:39.23 ID:MwWLOLhm0
「お前、またベランダ渡ってきたのか! 危ないっつっただろうが!」
「だって正面から行っても驚かせらんないじゃん」
18: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 01:18:05.31 ID:MwWLOLhm0
「まぁいいや……っと、もう十五時か」
「真美は学校に行ってるっていうのに、兄ちゃんは今日も引きこもってるんだね」
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