真美「ベランダ一歩、お隣さん」
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66: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/17(月) 23:14:13.58 ID:MwWLOLhm0

事務所からの帰り道。


「二人とも頑張ってるねぇ」

「そうかな?」

「んっふっふ〜、はるるんもうかうかしてると、あっという間に追い抜いちゃうぜい!」

「むっ! それは聞き捨てならないなぁ。お姉さんとして、負けるわけにはいかないよ!」


亜美とはるるんと三人で駅に向かってるとき、そんな会話があった。

はるるんは真美達より、一年早く事務所に入ったんだって。

アイドルとしてのお仕事は、週に一回あるかないか。

それもテレビとかじゃなくて、ちっちゃいイベントでの脇役とか前座みたいなのばっかり。


「でも、今年はきっと大ヒットして、トップアイドルになるの!」


そう言って拳を高く突き上げるはるるんは、とっても楽しそうだった。



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