436: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/25(火) 00:45:33.03 ID:wZZZEODD0
「そろそろ一人暮らししてみてもいいんじゃないか?」
「兄ちゃんがそれ言うのズルくない!? 亜美だって二人がいいよー!」
437: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/25(火) 00:46:59.38 ID:wZZZEODD0
まぁここまででバレバレだと思うけどさ。
私と兄ちゃん、同棲することにしたんだ。
438: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/25(火) 00:47:55.60 ID:wZZZEODD0
そもそも恋人になった時点でさ、勿論、パパとママにも報告したよ。
二人とも私の気持ちは気付いてたからさ、ようやくか!って泣いちゃってさ。
439: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/25(火) 00:48:43.41 ID:wZZZEODD0
引っ越し先は、ささやかなマンション。
お金は割と余裕あったけどさ、いきなしすんごい部屋に住むのもなんか違うかなって。
440: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/25(火) 00:49:38.98 ID:wZZZEODD0
そんなこと思い出してる間に、トラックへの積み込みも終わって。
いよいよ新居へ旅立つときがきた。
441: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/25(火) 00:50:56.97 ID:wZZZEODD0
中で、兄ちゃんと二人きり。
「私たちの同棲生活、どうなると思う?」
442: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/25(火) 00:51:29.02 ID:wZZZEODD0
新しい部屋での新生活。
そこで私は、何と出会って、どう変わっていくんだろう。
443: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/25(火) 00:52:49.14 ID:wZZZEODD0
「ねね」
「どうした?」
444: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/25(火) 00:53:19.98 ID:wZZZEODD0
口をぱくぱくさせてから、何も言えずに、真っ赤な顔でうつむく。
そんなあなたも、私のモノだからね。
445: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/25(火) 00:53:57.26 ID:wZZZEODD0
目的地に着くまで、数十分。
時々揺れて、会話は途切れて。
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