399: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/24(月) 00:20:47.25 ID:QHO8M2d60
「真美」
そう優しく名前を呼んで、兄ちゃんはそれを差し出した。
「一日早いけど、お誕生日、おめでとう」
言葉とともに差し出されたのは、ラッピングされた黄色い箱。
さすがの真美も、こーゆーときの雰囲気が分からないほどアレじゃないよ。
「わぁ……」
「たぶん、気に入ってもらえると思うんだけど」
「開けていい?」
「ああ、どうぞ」
綺麗に包まれてると、勢いよく開けるのが勿体ない気がしてくる。
真美は丁寧にラッピングをはずして、箱を開けた。
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