368: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:43:05.49 ID:5i4lUinv0
はるるんから遅れること数十秒。
兄ちゃんが給湯室から戻ってきた。
369: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:44:26.37 ID:5i4lUinv0
そんな慌ただしいお祝いパーティーの帰り道。
「ぐぬぬぬ……はるるんめぇ……!」
370: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:45:26.38 ID:5i4lUinv0
「まぁ、それは半分冗談で」
「半分は本当にそんな感じなんだね」
371: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:45:52.91 ID:5i4lUinv0
「いいじゃん」
そー言って、亜美が抱き着いてきた。
372: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:46:38.51 ID:5i4lUinv0
……とか思ってた、次の瞬間!
373: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:47:17.67 ID:5i4lUinv0
「真美ってば、ずーっとオトナっぽすぎだよ」
「そ、そりゃあ真美たちだっておっきくなってきたし」
374: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:48:41.48 ID:5i4lUinv0
「もっと素直になろ?」
「素直に?」
375: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:49:09.62 ID:5i4lUinv0
「コドモの今しかできないこと、あると思うよ」
亜美が珍しく、真面目な声で言った。
376: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:49:35.93 ID:5i4lUinv0
「亜美は先に帰るね」
「え? どして?」
377: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:50:10.47 ID:5i4lUinv0
携帯の番号を押す。
電話帳に登録もされてるけどさ、番号覚えて押すの、なんか好きなんだ。
378: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:50:44.86 ID:5i4lUinv0
そのあと、三、四回かけると。
『あ!? 真美か! どうかしたのか?!』
462Res/282.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20