330: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/23(日) 00:18:34.38 ID:5i4lUinv0
嬉しいんだ。
胸が幸せで、はちきれそうなくらい。
はるるんに言われるまで気付けなかったのだけが、悔しいけど。
「あの日、真美に言ったこと」
いつか、星のない空を二人で見上げたベランダ。
面と向かって、初めて告白した夜。
そこで兄ちゃんは言ってくれた。
「覚えてて、守ってて、くれたんだね……」
「当たり前だろう、このおませさん」
口元が震えて、視界が霞んだ。
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