315: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/22(土) 08:02:30.91 ID:F7aS3gER0
「……ありがと、はるるん」
「うん、どういたしまして」
急がなきゃ。
はるるんに背を向けて、真美は楽屋の方へ駆けだした。
「私は、ダメだったけど」
後ろから、小さなつぶやきが聞こえた。
真美は振り返らずに、兄ちゃんのとこを目指した。
「真美は、大丈夫だから」
潤んだ声が、真美の背中をぐいって押した。
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