270: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/22(土) 07:40:24.42 ID:F7aS3gER0
「喉かわいたー」
じゅるじゅると、コンビニで買ったジュースをすする。
271: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/22(土) 07:40:51.48 ID:F7aS3gER0
フォークを袋から出して……。
「いっただっきまーす!」
272: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/22(土) 07:41:21.81 ID:F7aS3gER0
……。
273: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/22(土) 07:41:47.37 ID:F7aS3gER0
何口食べても、美味しくない。
「疲れ過ぎて舌がどーにかなっちゃったのかな……」
274: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/22(土) 07:42:13.71 ID:F7aS3gER0
でも、美味しい美味しくない以前に、食べたいって思わない。
チョコレートケーキ、ショートケーキ、フルーツタルト。
275: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/22(土) 07:42:41.33 ID:F7aS3gER0
目頭が熱いよ。
276: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/22(土) 07:43:09.14 ID:F7aS3gER0
真美、決めたじゃんか。
もう迷っちゃダメなんだ。
277: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/22(土) 07:43:44.47 ID:F7aS3gER0
そして、暑い夏のある日。
「とーとーこの日が来ましたなぁ……」
278: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/22(土) 07:44:12.94 ID:F7aS3gER0
「お、おぉ……でか……」
到着したライブハウスは、リハで来た時よりもずっと大きく見えた。
279: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/22(土) 07:44:52.89 ID:F7aS3gER0
「俺はちょっとスタッフさんのところに行ってくる。衣装のチェックとかしててくれ」
「りょーかい!」
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