210: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/20(木) 22:00:22.17 ID:l0zubfjX0
ストローをちょっと咥える。
目線を少し上に上げると、兄ちゃんと目が合った。
「に、兄ちゃんこっち見ないでよ……」
「仕方ないだろう、ストローは向かい合わせで固定なんだから」
何この恥ずかしい時間。
ほっぺた真っ赤っかで真美火山が大噴火。
こんなことになるなら、さっさと帰ればよかった……。
真美、今は兄ちゃんと一つのコップから飲んでるんだ。
……また顔が熱くなってきた……。
「そして悔しいことに、このドリンクめっちゃ美味しいよ」
「果実味溢れる濃厚な味わいだな」
いつもみたいな軽口だけど、兄ちゃんはちょっと変な感じだった。
なんかちょっと挙動不審。
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