134: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/19(水) 19:21:56.70 ID:3PIsBOKz0
だからちょっとだけ、回復しないとダメなのだ。
「ねぇ兄ちゃん、頑張ったからご褒美ちょーだい!」
「ケーキは昨日食べたでしょ」
「ううん。頭撫でてー」
「またか。それだけでいいのか?」
「いいの。兄ちゃんは頭撫でマイスターだから、めっちゃ気持ちいいんだよー」
「そうかそうか、そう期待されちゃあ断れん」
お疲れ様、という表情で、兄ちゃんが真美の頭に手を載せた。
わしわし。
「ちょっと痛い」
「マッサージだと思え」
ぽふぽふ。
兄ちゃんの手は、真美の手よりもずっとおっきい。
その手が真美に触れる度に、真美の幸せポイントはちょっと増えるのだ。
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