117: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:24:16.67 ID:5Y2de4vS0
何かあるたびに不安だった。
兄ちゃんが知らないとこで、みんなで仲良くしてるんじゃないかって不安だった。
118: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:24:55.13 ID:5Y2de4vS0
あのベランダの夜からね、真美、ちょー考えたんだよ。
119: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:25:24.47 ID:5Y2de4vS0
そんなことを聞いてみたら、ピヨちゃんが教えてくれた。
「ふふふ。真美ちゃん、きっとあなたが思っている通りよ」
120: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:25:56.31 ID:5Y2de4vS0
みんな、同じようなことを言ってた。
はるるんは、あわあわと驚きながら、心地よいものだって教えてくれた。
121: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:26:22.96 ID:5Y2de4vS0
ずっと言葉でしか知らなかった。
人の話とか、物語の中でしか知らなかった。
122: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:26:49.32 ID:5Y2de4vS0
123: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/19(水) 19:16:20.83 ID:3PIsBOKz0
真美は今、いっぱいの幸せを持ってる。
少し想いを巡らせるだけで、あったかい気持ちに包まれる。
124: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/19(水) 19:16:47.22 ID:3PIsBOKz0
そう言うと、兄ちゃんは嬉しそうに笑った。
「アイドル双海真美、リ・バースだな!」
125: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/19(水) 19:17:24.85 ID:3PIsBOKz0
アイドルに復帰してからは、もう無理はしなくなった。
焦らなくていい。
126: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/19(水) 19:17:54.51 ID:3PIsBOKz0
「そういえばドラマのオーディションの話が来てたんだった。やるか?」
「えっ!?」
127: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/19(水) 19:18:24.73 ID:3PIsBOKz0
兄ちゃんには二つ返事で参加を伝えた。
オーディションは意外とすぐで、特別な対策とかはしなかった。
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