102: ◆on5CJtpVEE[saga]
2019/06/18(火) 21:14:51.92 ID:5Y2de4vS0
「いきなり夜中に侵入されてビビってるのはこっちだからな」
「ごもっともです」
真美は何も言い返せなかった。
顔から火が出そーなくらい恥ずかしかったけど、戻るのもなんだから、兄ちゃんの隣に座った。
「体調、もう大丈夫か?」
「う、うん。ここまで来れるくらいには」
「反省、してるか?」
真美の顔を覗きこむ兄ちゃんの表情は、少し心配そうで、少し怒ってるようにも見えた。
「……ごめんなさい」
「ん、分かればよろしい」
もう無茶はするなよ、と真美の頭を撫でた。
うん、無茶しないよ。兄ちゃんに心配かけたくないもん。
462Res/282.83 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20