佳奈多(今更直枝に甘えたいとか言い出せない・・・)
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32:名無しNIPPER
2019/11/28(木) 23:33:17.46 ID:/tS4AsA30
次の日

放課後

廊下

タッタッタッ

佳奈多「うーん・・・」

謙吾「む?誰かと思ったら二木か。うちの教室まで来るとは珍しいこともあったもんだ」

佳奈多「宮沢・・・」

謙吾「その様子だと誰かを探しているようだな。能美か?」

佳奈多「いえ、ちょっと直枝をね・・・」

謙吾「理樹だと?またどうして」

佳奈多「いやその・・・また寮長室に運ぶプリントがあるんだけど直枝にも手伝ってほしくて」

謙吾「そのためにわざわざこっちまで来たのか?プリントを運ぶくらいお前なら他にいっぱいツテがあるだろ」

佳奈多「そ、それは!ええと・・・彼は暇そうだし・・・いつも寮長の仕事を手伝ってもらってるから・・・そう、いつものことだからなの!」

謙吾「ほぉ?まあなんでもいいがな。理樹ならさっき真人と飲み物を買いに行ったぞ。カバンは置いてあるしここで待っていたらそろそろ戻ってくるだろう」

佳奈多「ほんと!?あ、ありがと」

謙吾「・・・・・・」

ジッ

佳奈多「な、なによ?」

謙吾「・・・いや、なんだか前と比べて少し余裕がないように見えるんでな」

佳奈多「は、はあ?余計なお世話ね。それよりあなたはここで道草食っててもいいのかしら?」

謙吾「ふっ、言われずとも行くさ。ではな」

佳奈多「・・・直枝のことで余裕がない?この私が・・・?」

真人「ふっふっふ!まさかほんとに当てやがるとはな!この浮いた120円でなんか2人で食える物買おうぜ!」

理樹「いいよ、たかがジュースなんだし。真人がとっときなよ」

真人「お、お前聖人か・・・?」

佳奈多「あっ!」



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