佳奈多(今更直枝に甘えたいとか言い出せない・・・)
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29:名無しNIPPER
2019/11/28(木) 18:15:05.19 ID:/tS4AsA30
理樹「いやなに、人の目につくのは流石に嫌だからね」

佳奈多(すると直枝は私のそばまで近づいてきた)

佳奈多「なんの話・・・?」

佳奈多(そしてお互いの呼吸の声が聞こえるところまで近づくと、彼は私の肩に両手を置いた)

佳奈多「えっ・・・あの・・・」

佳奈多(こんなに近いと言うのに直枝の表情からは何も読み取れなかった。そのせいかこの状況下で男が女にすることは一つであることに”それ”をされてからじゃないと気づけなかった)

理樹「口は恥ずかしいから・・・」

スッ

佳奈多「!!」

佳奈多(直枝はまったく理解が追いつかない。先ほどまで・・・いや、昨日からそんなそぶりはまったく見せなかった直枝が、いきなり私のおでこにキスをした)

佳奈多「な、なにを急に!」

理樹「なんでって・・・僕も分からないけど、急に君のおでこが可愛く見えたからさ」

佳奈多「何言ってんのよ!」

ドンッ

理樹「うわっ!」

佳奈多「ば、ばかじゃないの!?いきなり了承もなくこんなことして!なにかの映画に憧れでもしたの!?」

理樹「いや・・・その・・・」

佳奈多「最低ね・・・最低。今日はもう帰るから」

理樹「ご、ごめん!確かにいきなりだったよね!もうこんなことはしないから!」

佳奈多「当たり前よ!明日までに頭を冷やしておきなさいこのムッツリスケベ!」

佳奈多(私はそういうとやや乱暴目にドアを閉め、出来る限りの速足で寮へ戻った)

バンッ

理樹「・・・・・・ううん、あの反応的にただなんでもベッタリしたらいいってことじゃあないんだな。難しいなあ・・・とりあえず明日は昨日より冷たくしないと」


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