アスカ「かぐや様は告らせたい?」 弐
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5: ◆MzoIYE0fBBRx[saga]
2019/06/16(日) 19:18:20.72 ID:06DERQ3xO
アスカ「この際はっきり言っておくけど」

アスカ「別に私はバカシンジのことなんか好きじゃないから」

ミサト「……また始まった」

アスカ「真面目に聞いて。ほんとのことなんだから」

アスカ「たしかに、あいつに興味が全くないと言ったら嘘になるわ」

アスカ「だけどあくまでそれはエヴァのパイロットとして」

アスカ「考えても見てよ。私が10年近く培って来た研鑽に、あいつは何もせずに並んで見せたのよ?」

アスカ「シンクロ率は今にもこの私を追い抜きそうな伸び方。実践での活躍に至ってはアイツの方が上。……意識するなっていう方が無茶でしょうが」

ミサト「それにアスカはシンジ君に何度か危ないところを助けられてるもんねぇ?」ニヤニヤ

アスカ「……ええ、そうね。クソ忌々しい事実だけど」

アスカ「それでいて当の本人はそのことを大して誇らしく思っちゃいない。未だに自信なさげにウジウジしてるんだからある意味スゴイわ」

アスカ「どんだけトラウマとコンプレックスを抱えこんだらああいう精神構造になるのかしらね? バカシンジを見てると、ヒトってああも劣等感に塗れることが出来るんだなーって感心しちゃうもの」

ミサト「じゃあ異性としては脈なしって言いたいわけ?」

アスカ「…………ナシよりのアリくらいには気にかけてやれないこともない、って感じね」

アスカ「でもそれは、あいつから私に告ってくる前提の話。だって私からあいつを好きになる理由なんて、何一つとしてないんだから」


ミサト「なるほどなるほど。あなたのシンちゃん熱はよーく伝わりました」

ミサト「そんなあなたに朗報です」

ミサト「じゃんっ! ここに映画のペアチケットがもう一組分あります」

アスカ「!」


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