15:名無しNIPPER[saga]
2019/06/16(日) 21:01:25.97 ID:06DERQ3xO
ミサト「……まあいいわ。要するに、シンちゃんからアスカを映画に誘わせればいいんでしょ?」
アスカ「……そうね。あいつがどうしてもというのなら、行ってやれないこともないわ」
ミサト「じゃあ後で私から、シンジくんにチケットを渡して置くわ」
16: ◆MzoIYE0fBBRx[saga]
2019/06/16(日) 21:34:10.84 ID:06DERQ3xO
アスカ「どうでもいいでしょ。無理なもんは無理なの」
ミサト「どうでもよかないわよ。理由をいいなさいな」
アスカ「だって……」
17: ◆MzoIYE0fBBRx[saga]
2019/06/16(日) 21:35:44.34 ID:06DERQ3xO
アスカ「いや、まあ、わたしは別にそうは思わないんだけど」
アスカ「あくまで一般的に。はじめて意中の男子から映画に誘われる女子の心理を考えてみると」
アスカ「初めて一緒に映画に行くときくらいは、さ」
18: ◆MzoIYE0fBBRx[saga]
2019/06/16(日) 21:36:43.50 ID:06DERQ3xO
ミサト「アンタはピュアピュアな乙女か!? 初恋かっ!?」
アスカ「そうだけど?」
ミサト「そうだったわね、ごめんなさいっ!」
19: ◆MzoIYE0fBBRx[saga]
2019/06/16(日) 21:38:18.07 ID:06DERQ3xO
アスカ「ーーあっ。今のは乙女の部分を肯定しただけであって、別にあのバカに恋してるって意味じゃないから」アセアセ
ミサト「はいはい、ご馳走さまご馳走さま。ありがとうございますぅ」
20: ◆MzoIYE0fBBRx[saga]
2019/06/16(日) 21:39:21.72 ID:06DERQ3xO
ミサト「ぐっ……舐めてたわ。なによこの甘酸っぱさ。アラサー女子にはキツ過ぎるわぁ」
アスカ「ち、違うつってんでしょ。そういう意味じゃないんだってば」
ミサト「じゃあ他にどう解釈しろってのよ。今の乙女節はどう考えてもシンジ君が好きってことでしょうがっ。いい加減認めなさい」
21:名無しNIPPER[saga]
2019/06/16(日) 21:40:20.39 ID:06DERQ3xO
ミサト「あんたねぇ。いっちょ前に大学出てるならもうちょっと納得できる言い訳考えてみなさいな」
アスカ「……分かったわよ」
22: ◆MzoIYE0fBBRx[saga]
2019/06/17(月) 20:03:46.61 ID:xd+BSWXLO
アスカ「これ言うのも疲れて来たんだけどさ」
アスカ「私、バカシンジのことなんて好きじゃないの」
アスカ「そもそも惚れた腫れただなんてくだらない」
23:名無しNIPPER[saga]
2019/06/17(月) 20:16:17.33 ID:xd+BSWXLO
アスカ「ただ選ばれればいいってわけじゃないわ」
アスカ「誰かに命じられたからって、私を選ぶのはダメ」
アスカ「大して好きでもないくせに、なんとなしに私を選ぶなんて絶対に認めない」
24:名無しNIPPER[saga]
2019/06/17(月) 20:37:01.23 ID:xd+BSWXLO
ミサト(…………すごい。途中から言い訳するどころか、聴いてるこっちが恥ずかしくなるような惚気を口走ってただけなのに)
アスカ「ふんっ」ドヤッ
ミサト(こんなにも清々しい、したり顔が出来るなんてっ!)
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