須賀京太郎は静かに暮らしたい　衣「第11章に至れり！」【咲-Saki-安価】
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767: ◆Rcg5z0T7ZfzG[saga]
2019/09/09(月) 01:48:18.33 ID:C169RgxD0
三科『しかし、王者白糸台が完全に沈み切ってしまったのは驚きです』

三科『岩貞・前田の継投も失敗ですが、鉄人・金本の親役満放銃が最大の誤算だったか』

大沼『……金本・岩貞はともかく、前田大和に関してはよくやったと思うがね……』

三科『そう…ですか？結局彼は焼き鳥ですし……』

三科『15000の失点は炎上と言いますか…代打に期待される役割を果たせていない部分が大きいと思うのですが』

大沼『そんなこともなかろう……』

大沼『前田大和に期待されていた役割は、失点を取り返すというより……試合を次鋒へと繋ぐ、ただそれだけに過ぎんはず』

大沼『松実を操る園城寺の攻勢をかわし切り、箱割れせずに試合を終える守備固めの役は十分に果たしたじゃろ』

大沼『度重なるツモで失点をするのは仕方ないと白糸台ベンチは考えておろう』

大沼『次鋒以降に宮永・須賀・原村らを配置していることがその証左よ』

三科『はぁ……では、あの代打戦術は成功だったのでしょうか？』

大沼『白糸台・虎姫の伝統的な攻撃偏重・守備軽視の選手を出しておれば、間違いなく先鋒戦で決着がついておった』

大沼『ヤツのようなタイプを守備固めで出せるようになったことが、白糸台の強みよ…』

大沼『この点差でも……まだ白糸台は死んではおらんと考える』




前田「……」

前田（俺にもっと力があれば……。流し打ちでツモの失点も減らせたかもしれないが……）

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