【たぬき】高垣楓「迷子のクロと歌わないカナリヤのビート」
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◆DAC.3Z2hLk
[sage saga]
2019/06/19(水) 00:03:23.58 ID:H28+Nx7V0
「――ああ、びっくりした」
やんややんやと囃し立てる酔客たち。
桜の雲の下には、参道で会ったお店の子たちがちらほらいて、こちらを見上げていた。
写真屋さんが小さく手を振るのが見えた。
「凄かったです」
我ながらもうちょっと褒める語彙が無いものかと思うが。
「ありがとうございます。歌うのは久しぶりでしたが――」
もみくちゃにされ、乱れ気味の髪を手櫛で直す高垣さん。
歌うことよりも人に囲まれることに緊張したと見えて、息を整える姿はいつもの彼女らしからぬものだ。
「たまには、いいのかもしれません」
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