80: ◆Kg/mN/l4wC1M
2019/10/17(木) 11:39:03.90 ID:eH8hmcZZo
扉を開ける前から微かに感じていた予感も、そうであると告げていた。
このみは息を呑み、左手に持っていた資料の束を見つめ、ゆっくりとめくっていった。
あの子もまた、自分の住む世界とは違う世界に出会ってしまったんだった。
……もしも。もしあの子が私で、私があの子だったら。私はどうしていたのかな。
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