23: ◆Kg/mN/l4wC1M
2019/07/07(日) 23:14:10.33 ID:2s7Ltdwho
であるならばさらに前へとさかのぼる必要があるだろうとこのみは考え、開いていた資料を閉じて少しずつ因果の糸をたどっていく。
そして最後に行きついた場所はあの「屋根裏の道化師」の「シンシア」であった。
仕事の幅という意味だけでなく、このみ自身の経験としても大きく変化があった作品だと言えるだろう。
あの時は、どういう風に役と向き合っていただろうか?
思えば、この「娘」の話も「屋根裏の道化師」がきっかけで声を掛けてもらったんだった。
自身の本業はアイドルであり、演技を専門とするような女優には単純な技術や表現力では遠く及ばない。
ならきっと他に理由があるはずだ。
「娘」の役は、「シンシア」と特段共通点があるわけではない、ようには思うけれど……。
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