20:レッドスター ◆kRM.QKBezY[saga]
2019/06/13(木) 18:53:38.26 ID:qM4c6BcjO
まほ「……降参だ」
まほ「他の生徒から二人の話を聞いてな。前の痣のこともあったし心配して後を付けてきたんだ」
まほ「黙って追跡したことは謝ろう。だがこれは一体どういうことだ」
みほ「……どういうことって」
まほ「どうして二人で暴力を振るい合っている? 私はてっきり二人がイジメに合っているものだと思って」
みほ「確かに私は嫌がらせとか受けてるけど」
みほ「もうそんなことどうでもいいの……」
みほ「だって私にはエリカさんがいるから」
まほ「……みほ」
エリカ「一応主だった嫌がらせは私が注意しましたしみほの面倒は見ているつもりです」
まほ「それは助かっている。だがみほに暴力を振るうのは明らかに異常な行為だ」
まほ「戦車道にお前たちは痣だらけで参加するつもりなのか?」
エリカ「服で隠せます。それにあの行為は私にとってもみほにとっても必要なものなんです」
みほ「最初はね。寂しさを埋めるためだったの」
みほ「私は誰にも必要とされなかったから……」
みほ「だからエリカさんに殴られることによってストレス発散の道具にしてもらおうって思ったんだけど」
みほ「エリカさんに殴られた時……息が苦しくってでも気持ちよくて痛くて癖になって色んな感情が混じって」
みほ「私……必要とされてるんだなぁって」
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