12: ◆FB2ec0W94g[saga]
2019/06/16(日) 19:16:06.33 ID:hwXONhsy0
杏子「つまり、お前らが夢と希望を契約したやつからそのシステムってやつに持ってって、魔法少女としての力をそのシステムからの夢と力として与えてるってことか?…ん?そういえば、アタシらは魔獣と戦うんだ」
キュゥべえ「その魔法少女システム…夢の泉とも呼ばれるそれは、どのような夢であっても性質を区別することなく力を注いでしまうという欠点を持っている。例えば、虐待を受けた少女が親に対する憎悪を抱いたなら、その憎悪に夢と力を与え、魔獣が誕生する…。…救いは少女からその憎悪の感情のみが独立した存在になるという点か。でも、魔法少女だけでなく、一般人の負の感情も無差別なく夢と力を与えるからタチが悪い」
まどか「わ、わたしの願いが原因で魔獣が生まれてたなんて…」
ほむら「気にすることはないわ、まどか。少なくとも魔法少女になった者達は救われたのだから…。…そんな話をするということは、その夢の泉と呼ばれるものが関係しているということね」
キュゥべえ「そう、その通りだ。昨日の晩のことだ。一体の魔獣がどこからともなく惑星QBに現れた。そいつは夢の泉の力を我が物にしようと夢の泉に取り憑いたんだ。僕たちは必死で戦って、夢の泉の力の源、スターロッドを引き抜いて夢の泉を無力化させた」
さやか「そっか…だからそんなにボロボロになってたんだね…」
キュゥべえ「夢の泉を無力化させたまでは良い…だが、僕たちインキュベーターでは奴を倒せなかった。だから奴を倒せるほどの力を持った魔法少女を探し回ってのさ」
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