3:名無しNIPPER[saga]
2019/06/06(木) 22:51:23.25 ID:vB+A+MHjo
ありす「さて、内容は・・・」
『親愛なるありすちゃん、お元気ですか。
唐突で申し訳ないのですがひとつお願いがあります。
先日、事務所から帰ったあと荷物を確認したところ、私の物ではない本が紛れ込んでいました。
誰かの本を間違えて持ち帰ってしまったようです。
速やかにお返ししたいのですが、泊まり掛けのお仕事に向かわねばならず、しばらく私の手で返すことが叶いません。
ありすちゃんにお暇があれば、持ち主を探して返しておいていただけないでしょうか。
どうかよろしくお願いします。』
ありす「わかりました。文香さんのためにひと肌ぬぎましょう!」
桃華「文香さんには良くしていただいておりますから、私も協力いたしますわ!」
ありす「あ、まだ続きがあります」
『行く先々には危険が待っています。
生きるか死ぬか、貴女の身を守るのは貴女自身です。
成功をお祈りします。』
ありす「き、急に文面が物騒になりましたね・・・」
桃華「え、えぇ・・・あら?さらに続きが・・・」
『追伸 機密保持のため、この手紙は炙り出しから一定時間後に消滅します。』プシュー
ありす「えっ?」
桃華「えっ?」
ボンッ!!
ありす「わぁっ!?・・・けほっけほっ!」
桃華「こほん・・・な、なんなんですの!?」
ありす「・・・びっくりしたぁ・・・」
ありす「文香さんがこんなイタズラを仕掛けるなんて意外ですね」
桃華「ええ、まるでスパイ映画ですわ」
ありす「さて、気を取り直して、持ち主を探すとしましょうか!」
桃華「お供いたしますわ!」
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