9: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2019/06/05(水) 01:09:31.94 ID:QekJgiX40
少年「何かあるとすぐ手出してくるし、しかもとんでもなく痛いし、そんなのと付き合ったら命がいくつあっても足りないだろ」
少女「…………」
少年「あと可愛げがない!お前せっかく顔はいいんだから、そのがさつなとこ直せばかなりましになると思うんだけどなー」
少女「…………」
少年「この際だから女ちゃんを見習ってみるとかどうだ?お前も一応アイドルやってんだし、女ちゃんの良さが分かると思うぜ」
少女「っ……」
少年「そうだなー女ちゃんくらいおしとやかになれたら、俺の相手としてやぶさかでも──」
少女「ふんっ!」バキッ!
少年「がふっ……」
少女「さいってい。ずっとそこで寝てなさいよ」スタスタ...
少年「……あご、蹴るのは、やめろって……」ガク
モブA「なになに〜あの子達どうしたのかしら」
モブB「別れ話でもしてたんじゃないの?」
モブA「あの男子浮気したのかな?」
モブB「さぁ……でもありえるわね。あの子ちょっとかわいいし」
モブA「……モブBってああいう子がタイプ?」
モブB「え、あ、いやいや別にそういうんじゃ……ね、女ちゃんは何だと思う?」
女「……」
モブA「女?」
女「…え?あぁいや、あの子、私の熱烈なファンなの」
モブB「あの子も?もしかしてこの前教室に押し掛けてきたストーカー集団の中に…?」
女「いーえ。でも付きまとってくるって意味ではおんなじかなー。ま、いつも返り討ちにしてるんだけどね♪」
モブA「毎度のことだけど、容赦ないわねー」
女「当然!この私よ?そこらへんの人が釣り合うわけないでしょ?」
モブA「はいはい」
モブB「……じゃああの子もらっちゃおっかな」ボソッ
モブA「…モブB、あんた……」
モブB「え、聞こえてた!?」
モブA「人の好みに口出しするつもりはないから心配しないで」ニヤニヤ
モブB「……わ、忘れて!」ガバッ
モブA「わっ、危なっ!」ヒョイッ
モブB「んー!」
モブA「ちょ、やめなさいって!」
女(………)
291Res/285.23 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20