【SW】ジェダイ「私を…弟子に、してください…」【オリキャラ】
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98:名無しNIPPER[saga]
2019/08/27(火) 01:03:46.56 ID:6YDoCLh60

 管制施設を出たとたん、頬に熱風が吹き付けた。
マクシャリスは宇宙船格納庫の屋根越しににヒュガー市街を見やる。
砲声と爆音が連なり、燃える街並みを繰り返し紅蓮に染め上げた。


マクシャリス(よく燃えるものだ。油汚れに塗れていればそれも道理か)


 マクシャリスは純白のマントに付着した煤を煩わし気に払う。
帝国軍はとうに少数精鋭での電撃作戦に失敗し、力押しに切り替えてストームトルーパーの大部隊を送り込んできている。
しかしその手はいまだこの発着場には及んでおらず、むしろスターデストロイヤーからの艦砲射撃に対する人質となっている。
分離主義の首魁はそれを織り込み済みで、悠々と戦艦ヴェンジェンスへ向かう。
そこへ横合いからロケット弾が飛来し、彼を警護していたマグナガードの一体を吹き飛ばした。


マクシャリス「……これは」


 飛散した破片が頬を掠め、血が一筋流れる。
残るドロイドたちが銃を向ける先に、視線を寄越す。


「よう若造、いかしたマントじゃねえか。よっぽど偉いんだろうな」シュゴー スタッ


 金属製のコンテナの上に、ジェットパックを背負った男が降り立つ。
ブラスターピストルを手の中で回しつつ、T字のスリットが入ったヘルメット越しにマクシャリスを睥睨する。


マクシャリス「……マンダロリアン・アーマーとは……もしや、タクージン・シカーグ総督ですか」

タクージン「おうよ。そういうお前はマクシャリス・セレノーラント・ドゥークー」

マクシャリス「ほう、私をご存知でしたか。しかし総督御自ら敵陣の只中に突入するとは、リスクマネジメントの観点から言えばいささか問題があるのでは?」

タクージン「俺は現場主義なんだよ、文句を言う奴は全員ブラスターで黙らせてきた。だから俺は誰かに撃ち殺されずに今ここにいる」



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