【SW】ジェダイ「私を…弟子に、してください…」【オリキャラ】
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94:名無しNIPPER[saga]
2019/08/11(日) 23:09:32.58 ID:uBfqx30h0

ネーア「あたた……しかし、解せんのう。スサンノとやら」


 ネーアが打撲傷をさすりながら進み出て、末期の鎧武者を見下ろす。


ネーア「いやしくもヤマタイトの王族とあろうものが、門番なんぞに甘んじるとは」

スサンノ「カッ、ハハハ……我輩は、クマモッテ四天王にあらず。この部屋は本来、スターバルが守護すべき空間……」

シンノ(スターバルが、三人目の四天王……)

ネーア「ならばなぜ妾たちの前に立ちふさがった」

スサンノ「死地を、得んがためよ……帝国の僕に成り下がったヤマタイトにも、勝ち馬に乗ること一つできなんだ我輩にも、未来はない」

スサンノ「だが我がリ家の歴史はすなわち、臣下たち、政敵たちの歴史。マクシャリスのような愚物に、骸まで、利用は……ならばいっそ、それこそ、この城を上り詰めるような勇士に……カハッ!ヒューッ、ヒューッ」


 スサンノはいよいよ今際の時を迎えながらも、絞り出すように言葉を続ける。


スサンノ「行け、勇士たちよ、ゴボッ!四人目は、ドゥークーの、秘密の、アプレンティス……奴は、我輩よりも、なお……ゲホ、ゴボッ」

スサンノ「……我輩、は……貴様らを、見て……いる……」

スサンノ「……」


 やがてその言葉も止まり、緑の鎧武者は動かなくなった。
フロアを静寂が支配し、城外の戦闘音が遠く響く。



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