【SW】ジェダイ「私を…弟子に、してください…」【オリキャラ】
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241:名無しNIPPER[saga]
2020/04/16(木) 16:57:34.66 ID:9N2bd6Re0

 ――2週間後。
惑星ベップーの上空には、依然として分離主義艦隊が陣取っていた。
その旗艦、ヴェンジェンスの艦橋。


マクシャリス「構わん。『収容よろしい』と返答しろ」


 マクシャリスはひときわ高い位置の指揮官席に座り、フロアで計器に向かう部下たちを見渡していた。


スターバル「本当によろしいのですか?あれはまず間違いなく、バスタ・ガスターかアジアス・ジ・アーチですぞ」


 カリーシュの将軍は怪訝そうな顔でそれを見上げた。
彼のコンソールと壁面の大モニターには、シーシピード級シャトルの姿が大写しになっている。
この船は彼らの艦隊に接近し、旧独立星系連合の高官の識別信号を発信。
戦艦ヴェンジェンスへの収容を求めていた。


スターバル「クマモッテを脱出していたのは計算外ですが、再集結地点を嗅ぎつけてノコノコとやってきたのは好都合です。この際艦砲で……」

マクシャリス「いくら奴らが愚かでも、いい加減切り捨てられたのではないかと疑っていそうなものだ。本人が乗っているかどうか怪しいぞ」

スターバル「では通信で問いただせば……」

マクシャリス「バカな。こちらが警戒していると教えてやるようなものだ」


 スターバルは唸った。
ガスターやアーチがこちらの裏切りを確信し、帝国軍のもとに駆け込めば、多くの機密情報が帝国の手に渡る。
彼ら本人を確実に捕らえ、始末せねばならない。


マクシャリス「シャトルを収容し、乗員を拘束しろ。本人が乗っておらずとも手がかりは掴めよう……三度は言わせるなよ?」ジロッ

スターバル「……!はっ!私自身の手で、確実に遂行して参ります!」


 スターバルは速足で司令室を出て、ドッキングベイへ向かう。
主君の眼光の冷たさを思い出し、ぶるりと身震いした。



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