【SW】ジェダイ「私を…弟子に、してください…」【オリキャラ】
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238:名無しNIPPER[saga]
2020/04/06(月) 17:30:07.85 ID:6dzr4wPW0

イシュメール「……まあ、あいつもいっぱいいっぱいなんだろうよ。ミコア姫の本性に気づけなかった負い目があるからな」

クネー「フォースは使えても、指揮官としての能力は乏しいらしい」

バヤット「……賞金稼ぎ、貴様が非情な切り捨てを支持するとは意外だな」


 バヤットは半ば皮肉めいた形でクネーに水を向ける。
以前尋問室で面会したときの言動を示唆していることは明らかだ。


クネー「ケース・バイ・ケースだ。今は指揮のセンスを発揮すべきときじゃない。無難に行動して準備を整えるべき状況とみた」

バヤット「何の準備だ?ヤマタイティアの堅陣に強行突入する準備か」

クネー「グレイヴスは単身でこの反乱軍に潜入していた。肝心なところでは部下を信用しない、古臭い現場主義者だ」

イシュメール「……」


 イシュメールはザイン・ザ・ハットの軍団からの逃避行、ミコアの言動を回顧する。
シンノの勧誘は、テイティスのような手駒にやらせても構わない仕事ではなかったか。
自ら危険を冒して単身で潜入してきたのは、シスの神秘的な教義か何かに強制されてのことなのだろうか?


クネー「奴は必ず動く。クマモッテの誤算を清算するため、自分からヤマタイティアを出てくる」

バヤット「……それを叩くための準備か。そんな都合のいいチャンスが……」

クネー「グレイヴスは私もろともマクシャリスに捕まって以来、計画を修正するのに多大な労力を払った。分離主義者を放置するとは思えん」

イシュメール「……?おい、待て。グレイヴスを倒すのはいいが、シンノはどうなる?」

クネー「知るか!私はクマモッテでテイティスに裏切られた借りを返せればそれでいい。ヤマタイトのシスを根絶やしにしてやる」

イシュメール「ええっ!?おいおい、あいつは一応俺の恩人なんだぜ!?」
 

 クネーはイシュメールを無視して踵を返した。
バヤットを一瞥し、


クネー「貴様の指揮官としての能力も、その時に問われるのかもしれんな」


 それだけ言い残して司令室を出た。


バヤット「……」


 新司令官は部下たちの視線を感じつつ、一人沈思黙考する。
こんな時、シカーグ将軍ならどうしたのだろうか。



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