【SW】ジェダイ「私を…弟子に、してください…」【オリキャラ】
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198:名無しNIPPER[saga]
2020/01/15(水) 23:30:50.34 ID:X0/YIPRT0

サギ「ヒィィーッ!まさか、よりによってあの重要な捕虜が……!」


 視点は再び司令室に戻る。
サギはヴェイダーがネーア脱走に激怒するさまを想像し、身震いして、レーダー士官の背中につかみかかった。


サギ「取り逃がしたら私の首も危ういぞォ!奴のファイターの追跡はできてるんだろうなァ!」

士官A「大丈夫です!トラッキング装置は破壊されましたが、対空レーダーで捕捉できています!」

サギ「航空管制!追跡部隊はまだかァ!」

士官B「今準備中です!それと、マーズ補佐官殿が出撃なさるらしく……」

サギ「何だとォ!?」


 サギが驚愕して大窓から飛行場を見やると、狙いすましたようなタイミングで一機のTIEファイターが離陸。
猛然たる勢いで強奪された機体の後を追った。


士官B「今出撃なさいました!」

サギ「見りゃわかるわァ!――ワイマッグ司令官、私も航空機で追跡を……!」

ワイマッグ『いや、待て。何か臭う』


 立体映像のワイマッグは、顎に手を当てて考え込む。


ワイマッグ『これほど何の工夫も無く逃げたところで、すぐに撃ち落とされるのは敵もわかっているはず……あれは自動操縦の囮の可能性がある』

サギ「囮!?バカな、ではダース・ネーアは本当はどこから脱出を……」

ワイマッグ『エージェント・サギ、君は捕虜が地上、もしくは地下から逃走したと仮定して捜索してくれ。私もすぐそちらへ戻る』

サギ「ヒヒィ、承知いたしましたァ!」

ワイマッグ『いいか、敵はフォース使いだ。もし奴を発見したらマーズを呼び戻し、協力して事に当たれ。こうなれば最悪の場合殺害してもかまわん、逃げられるよりよほどましだ!』



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