伊8「提督、ローションプレイをしましょう!」
1- 20
1: ◆7UnYqOvxvE[sage]
2019/06/03(月) 01:56:12.38 ID:LzMqkbY70

「……」

 俺は額を抑えた。抑えずにはいられなかった。
 様々な言いたいことが瞬時に浮かんでは消え、消えてはまた浮かんでいく。万事において手順は最も重要だ。誤るわけにはいかない。

「同人誌か」

「はい!」

 自信満々な返事。

「このあいだのコミケか」

「提督違います、コミティアです」

 ……俺には違いはわからない。しかしその差は些末で、あくまで枝葉末節に過ぎない。適当な謝罪をして、続ける。

「あー、とりあえず聞くぞ。道具が必要じゃないのか?」

「通販で一揃えしました!」

「部屋は? まさか基地でとか言うなよ」

「ホテルの一室を予約してあります!」

「……いつ」

「四日後です! 木曜日ですね。研修で横須賀鎮首府に出張だとお聞きしましたので、私も非番を申請しました」



SSWiki : ss.vip2ch.com



2: ◆yufVJNsZ3s[saga]
2019/06/03(月) 01:57:52.82 ID:LzMqkbY70

 なるほど、手回しは完璧というわけだ。俺の予定もきっちりと把握している――されている、が正しいのかもしれないけれど。
 俺が頷く前提のスケジュールだった。相談など一言もなかった。だのに、ハチのこのたっぷりな自信は、まるで謎である。ポジティブ感情の生産工場が張り切りすぎている。

 にしても、ローションプレイ。どんな同人誌を買ったのだか。
以下略 AAS



16Res/10.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice