52: ◆rydVFq.TKw[saga]
2019/06/02(日) 05:08:45.34 ID:p+uTTMUmO
女の子 「南ことりさんね?」
ことり 「は、はい。あなたは?」
女の子 「私は阿万音鈴羽。ラボメンよ」
53: ◆rydVFq.TKw[saga]
2019/06/02(日) 05:09:56.45 ID:p+uTTMUmO
鈴羽 「待って。あなたは東條希ね。これは運命だってあなたにはわかっているはずよ」
希 「でも、だからと言ってことりちゃんを…」
ことり 「どういうこと?希ちゃん?」
54: ◆rydVFq.TKw[saga]
2019/06/02(日) 05:11:06.91 ID:p+uTTMUmO
鈴羽 「南さん。あなたの学校、音乃木坂学園はμ'sの活動に肯定的?」
ことり 「あっ」
ことりはハッとした。
55: ◆rydVFq.TKw[saga]
2019/06/02(日) 05:12:13.15 ID:p+uTTMUmO
鈴羽 「そう。μ’sは練習が足りていない。μ’sが飛躍するには学校の支援が必要なの」
ことり 「何度も学校に掛け合ったんです。でも理事長がうんと言ってくれなくて」
56: ◆rydVFq.TKw[saga]
2019/06/02(日) 05:13:13.44 ID:p+uTTMUmO
鈴羽 「そう。その理事長が問題なの。彼がいる限りμ’sは全力で活動できない。だから大会で勝てない」
ことり 「ではどうしたら良いんですかっ?」
鈴羽 「南さん。あなたが理事長になるの」
57: ◆rydVFq.TKw[saga]
2019/06/02(日) 05:14:39.52 ID:p+uTTMUmO
鈴羽 「今のあなたが25年前にタイムトラベルして、勉強して働いて、
今の音乃木坂学園の理事長になるの。そしてμ’sを支援すれば、μ’sは勝てる」
希 「ことりちゃん、行ったらあかん!
行ったらみんなと別れて一人で25年も、いやその後もずっと孤独と戦わなあかん。
58: ◆rydVFq.TKw[saga]
2019/06/02(日) 05:15:44.12 ID:p+uTTMUmO
鈴羽 「私のお父さんとおじさんはその原因はこの時代にあることを突き止めた。
この時代からアイドル業界はコネや枕営業、いじめや搾取が横行してどんどん廃れていくの」
鈴羽 「その中でスクールアイドル違っていた。
学生が主体の為、利害では無く、純粋に楽しもう、楽しませようという機運に満ちていた。
59: ◆rydVFq.TKw[saga]
2019/06/02(日) 05:17:00.16 ID:p+uTTMUmO
鈴羽 「お父さん達は、μ’sがいればスクールアイドルはもっと輝けたと考えている。
そして世界はもっと自由で創造性豊かになっていたと。
だから私を送り込んだの。オペレーション:ミューズとして。
お願い南さん。私と過去に行って!」
60: ◆rydVFq.TKw[saga]
2019/06/02(日) 05:18:12.27 ID:p+uTTMUmO
ことり 「私にはディストピアとか難しいことはわからない。
でも穂乃果ちゃんやμ’sのみんなにはもっと輝いて欲しいと思ってる。
私、行きます」
鈴羽 「ありがとう」
61: ◆rydVFq.TKw[saga]
2019/06/02(日) 05:19:44.15 ID:p+uTTMUmO
鈴羽 「東條さん。あなたの役割は別に有る。あなたもわかっているはずよ」
ことり 「希ちゃんありがとう。あのね、私なんの取り柄もないから、
穂乃果ちゃんの為に、μ’sの為に何ができるかをいつも考えてた。
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