【デレマス(デレステ)】黒埼ちとせ「私の望みは――」
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84:名無しNIPPER[saga]
2019/06/22(土) 00:48:08.20 ID:LHdLBJA90
夕方、Pの車の中(ちとせの送迎)

P「……」

ちとせ「……」

P「……」

ちとせ「……」

P「……」

ちとせ「……ねえ」

P「……」

ちとせ「んもうっ、ねえってば」

P「……なんだ」

ちとせ「だんまり……やめようよ。私、これ以上は耐えられないし」

P「しかし……」

ちとせ「まだ自分を責めてるの?」

P「……」

ちとせ「あなたは自分を責めなくて良いのに」

ちとせ「むしろ、責められるべきは私」

ちとせ「あなたは、自分のアイドルを抱いた罪悪感に苛まれているのかもしれないけど」

ちとせ「私は、あなたが私を抱くようにしむけた――言わば、あなたは自分のアイドルを犯すことを強要されたの」

ちとせ「そのアイドルによって、ね」

ちとせ「だから、あなたは何も悪くない」

ちとせ「悪いのは、私」

P「……ちとせ」

ちとせ「? なあに?」

P「お前に、聞きたいことがあるんだが」

ちとせ「なになに、なんでも聞いて? あ、ちょっと待って。あなたが私に聞こうとしてることを当ててみるから」

P「……」

ちとせ「それはずばり……初体験の感想!」

P「……」

ちとせ「んー、思ったよりは痛かった! あと、たいして気持ちよくなかった!」

P「……」

ちとせ「あー、ごめんって。別に、あなたが悪いわけじゃないの。というか、処女の分際であなたのテクニックを批判なんてできないわ」

ちとせ「でもね……すっごく暖かかった」

ちとせ「愛を感じるって、こういうことなのかなって」

ちとせ「まあ、おしつけがましいよね、それは。私のエゴというかさ」

ちとせ「私が勝手に“愛(仮)”を感じた気になってただけかもしれないし」

ちとせ「それでいいんだけどね。相手があなただってことが、私にとっては嬉しいことだったから」

ちとせ「それから――」

P「一人で盛り上がってるところ悪いが」

P「ちとせ、お前のために、俺がしてやれることは、他になにがある?」

ちとせ「――!!」

P「それが、俺の聞きたいことだ」


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