【デレマス(デレステ)】黒埼ちとせ「私の望みは――」
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109:名無しNIPPER[saga]
2019/08/13(火) 19:57:18.52 ID:gQnz5Op0O
1ヵ月半後、都内某所、特設スタジオ

Pの予想するちとせの死まで6ヶ月半


ちとせ「案外、静かなんだね」

P「まあ、極力騒がしくはならないようにしているからな」

ちとせ「ここから中継、か」

P「……」

ちとせ「あっ、別に嫌ってわけじゃないの。全然嬉しいよ?」

ちとせ「何もかも、あなたが私のためを思ってしてくれていることだって、わかってるから」

千夜「……遅くなってしまい、申し訳ありません。準備が終わりました」スタスタ

ちとせ「おっ、千夜ちゃん気合入ってる〜♪」

千夜「気合を入れてくれたのはスタイリストの方ですが」

ちとせ「いいのいいの、細かいことは気にしなーい」

P「……ん、そろそろ時間だ。ふたりとも舞台に上がってくれ」

ちとせ「うん。じゃあ、行ってくるね」

千夜「それでは」

P「ああ――」

P「――行ってらっしゃい」


同時刻、都内某放送局、音楽番組スタジオ

司会者「さて、次なるアーティストは、久しぶりの新曲となるVelvetRoseのお二人でございます!」

女子アナ「しばらくふたりでの活動がなかった黒埼ちとせさんと白雪千夜さんですが、今回はどんな歌を披露していただけるんでしょうか、楽しみです」

司会者「それではVelvetRoseのおふたりで――」


再び、都内某所、特設スタジオ

ガヤガヤ

スタッフ「本番60秒前でーす!」

ちとせ「……ねえ、千夜ちゃん」

千夜「はい、なんでしょうか、お嬢さま」

ちとせ「いろいろと、ごめんね」

千夜「お嬢さまに謝られることなど、何もありませんよ」

ちとせ「……ありがと」

千夜「感謝されることなど……私は、お嬢さまの僕として当然のことをしているだけですから」

ちとせ「……そっか」

ちとせ「私ね、こうしてまた千夜ちゃんと仕事ができて、テレビに映れて、歌えて、本当に嬉しいよ」

千夜「……私もです。お嬢さま」

ちとせ「また、ふたりで、歌おうね」

千夜「……もちろんです。お嬢さま」

ちとせ「それじゃ、行こっか」

千夜「……はい!」


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